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* Neoベジタリアン® ゆうこ の 日常prism *

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上海旅日記(2005.1.2-6)

まずは日程表。
日程表


1日目1/2晴れ
PM2:30 関空バスに乗り込み出発!60分程で到着予定。
しかしばあちゃんは水入れ過ぎや。バスに荷物入れる人に「重っ!何入ってるんや?」とか言われてたし。そら重いわ。2リットル4本に500ミリリットル5本て。1人分やのにスーツケースはもういっぱいいっぱい。私ら3人分(母兄私)のんと同じくらいの重さ。いくら中国の水が飲めんといっても入れ過ぎでは・・・?
PM3:30頃 飛行機乗るまでだいぶ時間があるのでブラブラしていると、やたら報道陣が集まってる一角があった。行って聴いてみると台湾の前大統領李登輝氏の帰国らしい。ちゃっかり見て来たョ。良い笑顔を振り撒いてらっしゃいました。笑顔で手を振ったりなんかして。その後の飛行機待ってる時はニュースでその様子が流れてて、今さっき自分がその場にいたかと思うと何か面白かった。私は映ってないがね。報道陣の後ろにいたし。
PM7:00頃 離陸。
飛行機はいつ何回乗ってもワクワクする。そして地面からタイヤが浮いた瞬間なんかは「こんな鉄の塊がっ・・・!」と感動する。さらに感動したのがJAL内の設備。一つひとつのシートにモニターが付いててビデオやゲームやらがあって、機外映像なんてのもあった。まぁ夜やからあんまり意味無かったけど。
PM8:56 現地PM7:56(ここから現地時間表示) 無事着陸。
空港デカっ!!関空なんか比べもンにならんくらい。
ホテルまではバス移動。「上海光大会展中心国際大酒店」というホテル。★★★★らしい。これまた結構なデカさ。フロント前に巨大ツリーがあった。中国はまだクリスマス気分。旧暦使ってるから正月まだやしね。ホテルはデカいが部屋は小さい。なんたってスウィートでもなんでもない普通の部屋。で、水まずっ!!何か臭うし・・・。沸かしてみると普通にポットの匂い。大丈夫そう・・・?
ファミマが近くにあったので少し買い物。店舗のデザインは今より前のもの。物価が安いから嬉しい。飲料は缶、ペットボトル含めだいたい3元ちょい。1元=約13円やから約40円。でも日本から輸入したものは逆に高いネ。
ファミマ
AM1:00頃 就寝。

2日目1/3曇り
朝食、いまいち。基本、中国や台湾独特の香りを放っていて、いつまでたっても慣れない。普通に食べれたものと言えば、パン、目玉焼き(黄身が日本のものより黄色い)、フライドポテトくらい。春巻きも美味しかったかな。コーヒーなんか匂いからしておかしいし。変な味がしたらしいけど私は飲んでいない。紅茶も薄いと言ってる人もいた。しかし添乗員さん曰く「濃いかった」らしい。明日もこれか・・・はぁ・・・・・・。
玉仏寺は観てるだけで結構楽しめた。色んな表情の仏像や複雑な彫刻があり、美術史の某K山先生なら1日でも2日でもいそうなくらい、美術史的に観ても面白そうな物がわんさか。
玉仏寺
その外では、日本人を見付けては「コレ百円、コレ百円」と寄ってくるおじさんから銭亀の置物を1つ100円のものを3つ200円に値切って購入。もちろん値切ったのは母。金持ちになれるといいが。
銭亀
次は中国茶の店。一番だしは捨てて、二番だしから飲みましょう。そうすれば葉が広がった状態から飲めるのでより美味しい。やはり本場の烏龍茶は違うね。色も香りも味も極めて日本茶に近く、日本のサン○リー等の烏龍茶を好まない私でも美味しく頂けた。一葉茶というものは丸まった茶葉1本しか使わんのに苦い。葉を食べると体に良いと言われたから、ちょびっとだけ千切って食べてみたがやたら苦い。“良薬口に苦し”とはこのことか。その後にジャスミン茶を飲んだもんやからジャスミンが余計に美味しく感じた。
昼食は点心料理。味は、まぁこんなもんかなと。一番美味しかったのは春巻き(またかい)。その次は小龍包。その後は自由行動が少しあったので裏通りの商店街へ出て買い物。麻雀牌(120元)とマット(35元)をセット(120元)に値切って購入。これまた母が活躍。今回は兄も活躍。大学で中国語を習ってるだけあって片言でもしゃべれるから助かる。
麻雀牌
次の魯迅の故居は行ったが魯迅公園は行かず、外で買い物。何せ目的地までが遠くて歩きまくり、その上また公園の中を歩くのはちょっと嫌で。記念館は行ってみたかったが、外の出店とかでの買い物も中国の醍醐味でね。歩いてると2元5元10元均一の店があったのでブレスレット2本(各5元)と24金(ほんまかどうか怪しい)ドラえもんシール6枚を購入。やっぱこの方が、デパート等の免税店に行ってるより中国っぽいし、安いから良いっすわ。
レスレットドラえもん
夕食は火鍋料理。肉は羊。つけダレはピリ辛でなかなか私の好み。鍋の中のダシはエース○ックのワンタンメンの香り(中身は全然違うけど)。そこに具を入れて食べる、中国版しゃぶしゃぶみたいな。
最後は前から観てみたいと思っていた雑技団!「どこの星から来たのですか?」って訊きたくなるくらい人間離れしている。「骨あるんですか?」とも訊きたくなる。思わず「燃焼系~燃焼系~♪」とか。マジックは観たことあるようなやつばっかりやったけど、テレビでなく生で観るとより一層不思議さが増す。バイク技も日本にありそうだが、肉眼で見ると一味違ってやはり面白い。観る価値アリ。
雑技団1雑技団2
今日は歩きまくって疲れた。明日も歩くらしい。早よ寝て体力回復せねば。
PM11:30頃 就寝。

3日目1/4晴れ
朝食、やはりいまいち。で、自分でアレンジ。トースト2枚にハム1枚、目玉焼き、レタスを乗せ、タルタルドレッシングをかけて・・・挟むっ!普通のサンドイッチ。でも妙な匂いがするもの食べてるより良いかなと。
今日は博物館。4階まであるのに50分やそこらで観れるわけないやんっ。2階の半分じっくり観てたらもう後20分。まぁその2階半分は飽きることなかったけど。じっくり観たのは陶器で、鮮やかな色の物や色が鮮やかでなくても形が「ほぉ~」と思えるものがいっぱい。これも某K山先生なら2,3日はいれそうな所。もう1ヶ所普通に観れたのが掛け軸の絵。油絵も良いけど墨絵も観てて飽きない。黒だけで濃淡付けて中国の風景が綺麗に描かれている様は、油絵にはない味がある。もっとじっくり観ていたい気持ちはあったが時間の関係で仕方なく後は素通り。博物館でも美術館でも。そういう所は最低3時間、欲を言えば5時間は欲しい。
次の博物館は、“芸術博物館”というからにはどんなに凄いものがあるのかと思いきや、全部宝石の類。しかもほとんど売り目的。まぁ芸術的にも技術的にも綺麗と言えばそうだが。単品で買えば60~80万(日本円)する物が棚1つセット(約10~12個)で買えば、80万やと!?そういう風に言えば買ってもらえると思っておるのかね?しかも母は店員冷やかしてるし。で、土産物見てる時、姿が見えんと思ってたら・・・何か買ってるよぅっ。緑色の猫目石と24金を使った香炉の形をした重い物を・・・。1万円やって。お母さんっ、何か怪しいョソレっ。よくみたら仕事ちょっと荒いし。石は本物やけど24金は本物か!?冷静になってくれ。。私はというと土産用の七宝焼きストラップを5個1000円の物に1個サービスさせて購入。私もなかなかやる。そこで母に実印も買ってもらった。ケースと朱肉付で3000円。目の前でちょちょいと彫ってくれた。流石プロは違うね。
七宝焼ストラップ判子
昼食は四川料理。これは基本辛い料理。辛いのは大丈夫だが、これまた匂いが・・・っ!今までの料理の中で一番キツい!!あまり食べるものがなかった・・・。
次はお寺。まぁお寺はどこ行っても一緒やね。千手観音(掌には眼)と京都の三十三間堂のような、いろんな表情や毛があったりする大量の金の地蔵は面白かった。
千手観音掌に眼大量仏
その後は伊勢丹周辺を自由行動。外は屋台系のものはなく、ブティックやらの専門店ばっかり。でもパン屋らしき所ではお土産用のクッキーやパイを購入。伊勢丹内は日本と同じくらいの値段で、文具売り場とかも日本製ばっかり。行きたかった本屋もなし。で、何も買わず。
夕食は中国茶宴で点心料理。これまた匂いが・・・。でも四川よりは食べられるものが多かった。てか、食後のフルーツの後に春巻きを持ってくるんじゃない!しかも「サービス」とか言いながら2皿も。そんなん残り物を包んで揚げたものを持ってきたと思われてもしょうがないョ。違うんやろうけど。んで、皆もう食えんし。やっぱ中国っていい加減?
ホテルに着いてから少し散策していると、ホテルの向かいに日本料理やを発見。明日来ようかと企てているが。
PM11:00頃 就寝。

4日目1/5晴れ時々曇り所によりにわか雨
朝食、相変わらずいまいち。昨日と同じくサンドイッチで。でも昨日と一昨日には無かった胡麻団子は美味しかった。
今日の一発目は、かの有名なアレっ。上海のシンボル“テレビ塔”!でかっ。遠くを通ってるときに何回か見てたけど、間近で観るとさらに迫力UP。流石亜細亜NO.1の高さ468メートル。あの面積であんな高い物建てられるて凄いわ。それに斬新なデザイン。上海の建築物は大抵が面白く斬新なデザインで、見ていて楽しい。中でも最もそれなテレビ塔のの263メートル上空の展望室まで上った。予想通りと言っても良い。やはりお世辞にも綺麗とは言えない中国の空気のお陰で晴れてても遠くの方まで見えず。しかし360°回って、素敵デザイン建築物が撮れたから結構上機嫌。
テレビ塔
昼食の中国麺料理は美味しいラーメンでも頂けるのかと思っていたら、ラーメンではなく色々な種類の麺料理。と言っても麺は全て同じで出汁や味付けが違うだけ。この時はあまり空腹でもなかったし、全体的にあまり食べず。
新天地は昔フランス人が造った土地らしく、建物なんかも西洋っぽく。カフェテラスもあって私好み。でもそこは見学のみ。
新天地
夕食。添乗員さん曰く、「動カナイノ船」の中で食事。確かに船は固定されている。舳先には龍の頭が2個付いていたりしていかにも中国らしい。この上海料理がこれまで食べた中国料理の中で一番食べれた気がする。上海蟹は食べにくいし、身も少ないがなかなか美味しかったし。でもこれまで餃子が無かったなぁ。下町のラーメン炒飯餃子も食べてみたかったな。思ったより食べたので昨日から企ててた日本料理は中止。
上海蟹
上海旅行も今日で最後。明日は帰るだけやし、お金まだ残ってるし。ということで母と兄と3人でホテル周辺をぶらぶら。ちょっと遠めに歩いてみると安い服屋さんを発見。日本語話せる人が2人いて買い物し易かった。そかも母の大阪弁のイントネーションが面白いのか、値切りまくってるのが面白いのか、広い店内の店員さんがいっぱい集まってきて、気付けば見世物のようにギャラリーの中心にいた。母よ・・・恥ずかしいからあんまり調子乗らんとってくれ・・・・・・。
明日はいよいよ帰国日。AM5:30出発とか早すぎるし。起きれるかな。
日本料理が恋しいよ~ぅ。
PM11:00頃 就寝。

5日目1/6晴れ
AM4:45頃 起床。嗚呼、眠たい。まだ日も昇らぬうちにチェックアウト。
AM8:30 離陸。
もう日が昇って晴れてるし、上空から上海の街を見下ろそうかと思ったが、甘かった。中国の空気をなめちゃならん。すぐに白くなってしまった。さらば上海。
機内食でも日本食が美味しいv JALで良かった。
AM10:20(日本時間11:20) 無事帰国。
ただいまっ、我が母国よ!空気が美味しいよ!


今回中国全体を見て思ったことは、日本人と違って何に関してもテキトーでイーカゲンということ。特にそれが窺えるのが道路や交差点。人が歩いてても普通に車が突っ込んでくるし、車が通ってても普通に人が突っ込んで行く。信号があっても交通整理してても意味無し。そしてクラクションが絶えない。ホテルにいても向こうの方のどこかで鳴っていた。車と車でも当たりそうで当たらない。それだけ中国人の動体視力と反射神経が良いのかなと思う。中国には「歩行者優先」や「譲り合い」という言葉が存在しないもよう。「和」の心で行ってちゃいかんのですわ。「郷に入っては郷に従え」で。



最後に、面白かった漢字表記集。
Qooケンタッキー
マクドコカ・コーラ
ローソンコロコロとプリッツ


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